今回のお客さまは、G・レトリバーのブルース君です。
ブルース君は以前my little dogでお作りさせて頂いたあみぐるみの
うめ吉君・タバサちゃんのお家のゴールデンさんです。
大柄で毛がとてもフサフサなんだそうです。
そんなブルース君ですが、2016年の8月に天国へ旅立ってしまったそうです。
ブルース君も沢山の毛を残してくれたそうで、その抜け毛を使って今回は
あみぐるみをお作りさせて頂きますね。

そんなブルース君の毛で今回はあみぐるみをお作りさせて頂きますね。

 

ブルース君の毛が沢山届きました。
とっても毛深いそうですので、抜け毛も沢山あります。
(美味しいチョコレートも頂きました)

全体で100g程あります。
これとは別に、若い頃の毛・最期の毛が少量(約5gあります。

今回は、この抜け毛と 若い頃の毛・最期の毛 合わせて70g使用する予定です。


 

↓こちらは若い頃の毛と最期の毛です。
分かるように別袋に入れられています。
左下はゴムで留めて綺麗にカットされています。
右下は、尻尾の土台編みに使用。

ブルース君の毛は、なんだか白っぽい毛も沢山あったようで、毛糸に紡いだ際、
なんとなくグラデーションっぽい糸になりました。
完全に色混ぜするには、まだまだカーディングが必要だったので、グラデーションっぽいままあみぐるみは制作していきました。
もちろんこのままでも、あみぐるみには影響はありません。

毛もフサフサで毛深いとのことでしたので、トップコートも結構入っているようで、思ったよりもしっかりとした毛糸となりました。

 

そしてこちらが完成したブルースぐるみです。
お座りポーズで胸・耳・尻尾・眉間部分に毛ぐるみ風の飾り毛を付けています。
少ししっかりめな毛も入っていた為、若干 飾り毛が定着しづらいところもありました。
眉間の部分はオーナー様のご希望で、今回このような表現になりました。
ただ眉間部分の毛は抜けやすかったり、固まりやすかったりするかな〜と想像します。
あみぐるみでは、短い毛ぐるみの表現は難しいかな・・・と感じました。
しかしながら、今までと少し表情の違った雰囲気に仕上がったのではないかと思います。

お口はオープンマウスに舌を付けています。

 



 

※作業遅れ気味で申し訳ございません

2018.3.14