今回のお客さまは、ゴールデン・レトリバーのエリーちゃん、そして、キャバリアのサラちゃんです。
おふたりは今仲良く天国にいます。
ぱぴかのと ふたりのパパさんがはじめてお話したのは、昨年の8月の下旬頃だったと思います。
その頃、エリーちゃんは、病院で末期の癌であることがわかりました。
癌であることが解ってから、実はパパさんは、毎日毎日一日もかかさず、ぱぴかのにエリーちゃんの『今』を話に来てくださいました。
(ほんとうに一日もかかさずに・・・)
「今日は、あまりご飯を食べません」「今日はジャーキーを一切れだけ食べてくれました。」「今日は玄関先まで出ることが出来ました」
そして、10月の最後のお別れの日のこと・・・

そして、キャバリアのサラちゃんは、小さなころから心臓が弱く、病院通いが欠かせませんでした。
サラちゃんも、体を動かすことがやっとです。
そんなサラちゃんも、今年 エリーちゃんのもとへ旅立ちました。。。

ふたりは、ご家族に、とってもとっても大切にされていたのですよ。

ふたりのことでやりとりしたパパさんとのメールはほんとうにたくさんあり、このページだけでご紹介するにはとても足りません。

しかし、今でも私は、そのメールを大切に保存しています。
このメールは私の宝物です。

今回は、そんな天国へ旅立ったがんばり屋な子たちのあみぐるみをお作りさせて頂きます。

 

エリーちゃんとサラちゃんの毛が届きました。

こちらは、エリーちゃんの毛です。

エリーちゃんの毛はたっぷりあります。
130gあります。この毛でふたつのエリーぐるみをお作りします。

そして、ますひとつめの毛糸が紡げました。
エリーちゃんの毛は、ちょっぴり硬めでしたので、毛糸のほうもちょっぴり硬めの毛糸となりました。
色は白に近いアイボリーです。
しっかりとした毛糸が出来ました。

 


ひとまず先に、エリーぐるみがふたつ完成しました。
お座りポーズと、フセポーズです。
エリーちゃんは、あまり飾り毛はないのですが、首の部分に飾り毛をつけてみました。
フセポーズのほうには、腕部分にも飾り毛をつけています。

 

 

 

こちらは、キャバリアのサラちゃんの毛糸です。

 

右の写真の一番上と真ん中の毛糸がサラちゃんの毛で出来た毛糸、一番下は、エリーちゃんの毛で出来た毛糸です。
白の毛糸が少し足りなかったので、羊毛も少しだけ使用することにしました。


そして、サラぐるみ完成しました。
ちょっぴり難しいポーズでしたが、なんとか出来上がりました。
背中部分は、お写真がないとのことでしたので、送って頂いている写真から想像しながら、色分け模様をつけました。

 

 

さて、みんな勢揃いです。

 

2006.8.30